今期の就活アウトロー採用が終わり、僕はいまRuby on Rails専門のWEB製作会社で働いている。

その会社の社長はプログラミングの教科書をリリースするほどのスーパーエンジニアで、
働いているエンジニアは皆社長の弟子みたいな形をとっている。
僕は社長の新入りの弟子として、WEBエンジニアとしての修行の毎日だ。
そして一番上の兄弟子の、先輩の送別会にて心に刺さるアドバイスをもらったので、書いてみる。


 
僕は常に、プログラマーではなくWEBエンジニアになりたいと思っている。
そのために、僕には人と向き合う作業が必須だ。
理由は二つある。目的意識と、人の感情を汲み取る力の獲得だ。

僕の中では、プログラマーとWEBエンジニアは違う生き物だ。
プログラマーはコードを書くのがひたすら楽しく、そのためにコードを書く人。
WEBエンジニアは、世の中のためにコードを書く人。
僕は、自分のためにコードを書くのではなく、世界を少しでも良いものにするためにコードを書きたいと思っている。僕は後者になりたい。

そのためには、人と向き合い共感し、感情を汲み取る能力が必要なのだと思う。
人と対話する力がなければ、目の前の人のニーズを読み取ることができない。
人と対話する力がなければ、目の前の人が必要なものを設計することができない。
世の中が必要とするものを読み取ることが出来なければ、作ることもできないのだ。

しかしながら。僕はコミュニケーションが苦手である。
特に目上の人とコミュニケーションをとるのが苦手である。
ゆえに師である社長ではなく先輩ばかりを頼っていた。
けれど、その殻を破らなければ、人に共感できる幅を広げることはできない。

偉大な発明家とマッドサイエンティストの違いはここにあると思う。
偉大な発明家は人のニーズをくみ取った上で技術を行使する。
マッドサイエンティストは共感を持たず自己満足のために技術を振りかざす。
電球を発明し世の中に貢献した人は偉大な発明家だろう。
爆弾を発明し市民を巻き込んだ無差別殺戮を行う人はマッドサイエンティストなのだと思う。

革命家とテロリストの違いもここにあると思う。
革命家は意見をくみ取った上で提案をする。
テロリストは対話を放棄し暴力的に意見を押し付ける。
中東で、市民を率いてデモを行って政権を交代させた人たちは革命家だ。
市民を巻き込んだ無差別殺戮をしている人たちはテロリストだ。

僕は技術者として、人を幸せにするプロダクトを作りたい。
自分の作るものが世の中にどう影響するのかを図り間違えない様にしたい。
そのためには、属性の異なる他者と対話する力が必須だ。
もっと積極的に、師である社長に喰らい付きたいと思う。